みなさんのおかげでタケノコ出荷できました。
初出荷の農産物はタケノコでした。
タケノコは晴耕雨読で一から育てた野菜ではありませんが、幸運にも裏山の竹藪からタケノコが次々と生えてきてくれます。そして、それを仕入れてくださる方がいらっしゃいました。
何て嬉しいことでしょう、開園して1か月の駆け出し農家から農産物を買っていいただけるなんて・・・実績ゼロですから、どんなタケノコ出すか分からない訳ですから。
タケノコは素晴らしいキッシュになったり、おいし-春巻きになったりしました。
しかも、ある料理人はラディッシュまで仕入れていただきました。
ラディッシュは晴耕雨読が一から育てた野菜の出荷第一号となりました。本当にうれしかったです。
一方で、買っていただいてる方は私たちの野菜を使って、料理をし美味しい食事としてお客様に提供しています。私たちが本当においしい、安全と思える野菜を作るという責任も生じます。自分で納得できる野菜をお客様に提供する。それを一番に考えて、野菜作りに取り組もうと改めて思うことが出来ました。
一度は仕入れてくれる方たちも野菜の味に納得できない部分があったら次には続かないと思います。初出荷はスタートにすぎません。これからはまた食べたい。また買いたいと思っていただける野菜作りに力を注ぎたいと感じました。
タケノコ掘りパーティー
晴耕雨読の開園から1か月。
ひっそりとお披露目パーティーを開きました。今が旬な裏山の筍を掘って掘って、食べて食べてな会を開きました。
タケノコ掘り希望者は午前9時に農園へ来てもらい、早速裏山の竹林へ、先ずは筍を探してもらいました。小さな参加者からいち早く「あったー」の声。伸びすぎた筍を発見です。しかし、本命はほんのチョット頭が出た筍。
それを見つけるには、少々目を凝らさなければなりません。ほどなく、「タケノコあったー」の声。大人は大きなスコップ、子どもは小さなシャベルで優しく傷つけないように周りから掘っていきます。15㎝位掘るとタケノコの根が見えてきました。そろそろ、仕上げです。タケノコ掘りようの細身ですが厚みのあるクワで「ザクッ、ザクッ、ザクッ」手元に確かな手ごたえとともにタケノコがコロリ、狙った場所よりだいぶ上の方から切れてしまったけど、立派な筍が掘りあがりました。
大人も子供もせっせと掘って、大小合わせて5本の筍。
そのあとには裏山に自生しているワラビを持ち帰り用に摘み取りに行きました。うちの坊主が先頭にったってワラビが生えている場所を案内してました。門前小僧っぷりを発揮して頼もしく見えた日でもありました。
食べるために掘る。
掘った筍を早速鍋に入れて茹でます。掘ってすぐですからアク抜きの必要がありません。1時間ほど茹でて竹串が通るようになったら、小麦粉・卵・パン粉をまぶして、
筍フライをドッサリ揚げました。残りの筍はカレーへ投入。筍カレーこれサイコ-。
ノンアルビールと差し入れワインでカンパーイなパーティーでした。
ホンのひと時、里山での自然体験でしたが、参加してくれた方々がその体験を楽しんでいました。その時を一緒に過ごせて、日常になりつつある里山暮らしも改めて楽しく感じました。参加していただいたファミリーに感謝です。
山の幸がいっぱい
農園を始めてから1か月、晴耕雨読で作った農作物を食べられるようになるにはもう少しかかりそうです。
その間、里山の幸をいただいて、日常の食事にとりいれたり、お世話になった人におすそ分けしたり、山の幸を農園の商品として営業しています。
本当に恵まれた土地と出会えました。ときがわ町の里山は恵がいっぱいです。
山ではタケノコ、ワラビ、キンカンが採れます。畑はまだ、耕耘中であったり、苗を育てている最中なので、山の恵みが頼みの綱です。その頼みの綱が、先日初めて売れました。タケノコを買ったいただけました。560円です。
遠くから引っ越して来て、実績もない、まだ野菜もできてない農家から買っていただけるなんて・・・。
ありがたやー。嬉しかったです。
やはり売るからには、期待に答えなくてはという思いがメラメラと燃えてきます。美味しい野菜を作ろう。丁寧な仕事をしよう。当たり前の事ですが、当たり前の事を先ずできなくては!
当面出荷できるタケノコは心を込めて掘り出したいと思います。
タケノコパーティーに向けて、タケノコ、ワラビ、キンカンをとりました。
あなたが私にくれたもの
ときがわ町で農園を開くために引っ越して来て2週間が過ぎました。
その間にいろいろな方からプレゼントをいただきました。
大きなものから小さなものまでさまざまです。
その中でも一番多いものは
食べ物です。いただく側としては素直にうれしいものです。そして、気兼ねなくもらえます。ときがわ町の知人は畑を持っている方が多いので、農産物のもらい物は多いですね。ときがわ名物と言っていい「のらぼう菜」や山菜、ネギ、珍しいものはハニーケール。他にも、手作りマーマレード、みそ、ちょっと洒落たアーモンドマフィンと多彩。
食べ物以外では、ジャガイモの種芋やキャベツの苗。
農園のスタートにはピッタリの贈り物でした。本当に助かりました。ジャガイモは直ぐに畑に植えました。苗は一から育てると最低1か月はかかります。まだ育苗ハウスを持たない私たちには何よりです。
また、刈払機以外機械を持たずに農園を始めた私たちに軽トラを譲って(もらったわけではありませんが)くれた方もいました。軽トラはミニカーみたいでいいなー。
畑を紹介してくれた方もいます。畑が無ければ野菜も作れませんので、すごく感激しました。
私たちが畑を探しているのを知って畑探しを協力してくれたり、軽トラが余っている人を紹介してくれる人に感激しました。
私たちの力だけではこんなに順調にいかないでしょう。
農園はスタートしたばかりですが、多くの人に見守られて感謝でいっぱいです。
エコ生活の第一歩
引っ越してきたときがわ町には下水道がありません。
生活排水は主に浄化槽を通って地域の川へ流されます。
ときがわ町はとてもきれいな川が流れています。
川の美しさもこの地で農業をするきっかけの一つです。きれいな川をできるだけ汚したくない。そう思い、この機会にエコグッズを生活に導入しました。
一つはウォッシングバッグです。使い方は洗濯する衣類を入れて洗濯機に放り込みます。フリースなど化繊の衣類やタオルを洗濯するときに使用します。化繊衣類は洗濯時に微細な屑が出ます。そのマイクロプラスチックは排水と一緒に流れだし川や海を汚す原因となります。マイクロプラスチックは自然界では分解されず、海洋生物の体内に入り害を及ぼしたり、マイクロプラスチックから有害な物質が流れ出したりする恐れがあります。そんな化学繊維の屑をこのウォッシングバッグは取り除いてくれます。バッグ内にたまった屑は取り出し燃えるごみとして捨てます。
二つ目は
LAUNDRY MAGCHAN(ランドリーマグちゃん)洗剤を使用しなくても洗濯物が洗えるという不思議なアイテム。LAUNDRY MAGCHANを洗濯ものと一緒に洗濯機にいれるとマグネシウムの力で洗濯物がきれいになるというすぐれもの。洗剤を使用しないので排水で川を汚すことも避けられます。しかも1袋で洗浄効果は一年間持続するというのでコストも高くありません(3900円位)
使用してみて、まだ1か月ですが通常の洗剤を使用して洗濯していた時とほとんど違いを感じません。香料が入ってないので、一般的ないい香りって感じでもありませんが、全く問題を感じません。
自然を身近に感じられる町だからこそ、環境には気を付けたいですね。
先ずは種まき、レタスから。
引越後の家の整理も終わらないままですが、
春夏野菜の準備をします。本来なら2月には種まきしたいところでしたが、こどもの幼稚園の卒業式を終えてから引越したのでこの時期にレタスのなどの種まきです。
今の時期に蒔けば6月には収穫できそうです。夏のサラダにはレタスでしょ。
ということで晴耕雨読の今年の春夏野菜の主力はレタスになりそうです。初めての土地なのでどう育つかわかりませんが、私たちのテーマに沿って無農薬、化学肥料不使用で作りたいと思います。
農業始めます!
私たちの農園
「晴耕雨読」では
次のことをテーマに農業に取り組みます。
一つは
「今の地球を次の世代へ、美しいまま引き継ぎたい」
そのために、 無農薬栽培 、大地にやさしい肥料を使用
プラスチック製品をなるべく使わない
もう一つは
「ワオッ」を感じてほしい
野菜は甘み、にがみ、すっぱさ、歯ごたえといった個性を持っています
私たちの個性的な野菜は、驚きと楽しさをお届けします。
まずは
家を借りました。
畑も少々借りました。
サイトも作りました。
インスタグラムとツイッターでもアカウントを取得しました。
でも、まだ野菜が出来ていません。これから作ります。
ので、今しばらくお待ちください。
畑での経過状況は随時アップしていきます。
https://www.instagram.com/seikohudoku2019/